文政元年創業の老舗・榮太樓總本鋪は、缶に入った「榮太樓飴」で有名。現在、新しい5つのブランドを立ち上げており、商品ラインナップも豊富だ。そして、5年前にリニューアルした日本橋本店では商品を全て購入できるだけでなく、職人さんによる手作りの甘味を店内の喫茶スペースで味わえるのも魅力の一つだ!
コンテンツ構成と特徴
「商品紹介」「榮太樓の歴史」「季節の特集」「店舗案内」「オンラインショップ」など、ブランドの深みを伝える構成。特に「歴史」ページでは、創業からの歩みを年表形式で紹介し、老舗としての信頼性を強調。商品ページでは素材や製法へのこだわりを丁寧に説明し、購買意欲を高めるストーリーテリング構成。


ターゲット
30代後半〜40代以上を中心に、贈答品や季節の和菓子を求める層。
特に品質や歴史を重視する高感度な顧客層。
企業ギフトや手土産需要にも対応する上質志向のユーザー。
デザイン
- 「余白」を活かした高級感と信頼性
サイト全体に十分なホワイトスペース(余白)が確保されており、浮世絵をモチーフにしたイラストは江戸時代から続く老舗としての「品格」と「余裕」を感じさせるデザインでありどこか絵巻物を読んでいるよう。 - タイポグラフィ
明朝体をベースにした繊細なフォント使いが、伝統的な和菓子の繊細さとマッチしている。 - 配色
白・ダークブラウン・シャンパンゴールドを基調としたミニマルなカラーパレットにより、主役であるお菓子の色彩がより鮮やかに引き立つように計算されている。 - 時代に合わせた「動的なデザイン(アニメーション)」
ブランドサイトでは、静止画の美しさだけでなく、現代的なWebトレンドも取り入れられており、控えめな演出ながら、スクロールに合わせてコンテンツが浮かび上がる「フェードイン」などの動きが、主張しすぎない程度に実装されている。これによりサイトが古臭くならず、アクティブで現代的デザインとの融合で上品かつ和モダンを取り入れた老舗企業であるという印象を与えている。
「ここを真似したい!」
- 伝統ブランドの世界観を崩さずに現代的に再構築したデザインバランス。
- 季節ごとの特集ページによるリピート促進設計。
まとめ
「江戸の粋」という抽象的なブランドイメージを、「ミニマリズム」と「高品質な写真」という現代のデザイン手法で見事に視覚化している。情報の整理整頓が行き届いており、若年層には「新しく」、年配層には「安心感」を与える、全世代対応型の優れたデザインといえる。
